処方箋情報やレセプトデータの匿名加工情報の利活用やその他課題を確認 政府
政府は11月12日、未来投資会議を開催し、今後のデジタル市場の進展に関わる個人データの利活用に関わる現状を確認した。現行の個人情報保護法では、個人情報を目的外に利用する場合、本人の同意が必要であるが、匿名加工情報制度を用いると個人を特定できない形に加工した個人情報は自由に活用可能である。
現在、調剤薬局の「処方箋情報」や健保組合の「レセプトデータ」については匿名加工情報の活用が進み、市場分析や研究開発等に用いられている。他方、法律上の匿名加工情報として認められる要件が厳しいサービス業、情報通信業、金融業といった分野について活用が進んでおらず、データ利活用の課題となっている。
■関連サイト: http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/dai33/index.html
【注目記事】
◆健康寿命延伸プランや医療・福祉サービス改革プランの骨子を固める 厚労省
◆骨太方針2019原案を公表、2020年度改定に向けて調剤報酬の適正化を明記 政府
◆2020改定の個別事項1、リハビリ、重複投薬、ポリファーマシー、バイオ後続品 厚労省
◆薬剤師業務のタスク・シフティング、非薬剤師によるピッキングが可能と明示 厚労省
◆社会福祉法人制度の現状を踏まえて今後の検討課題を確認 厚労省
【医療・介護の業界トレンドニュースまとめ】
【PICK UP】
◆介護医療院対応!電子カルテシステム