第22回医療経済実態調査を報告、病院の損益にムラ、診療所は増減なし 厚労省
厚労省は11月13日、中医協総会の調査実施小委員会を開催し、2020年度診療報酬改定に向けて「第22回医療経済実態調査」の結果を踏まえて議論した。調査結果によれば、介護収益2%未満の一般病院の損益が▲2.7%、前回比0.3ポイント改善した。開設主体別では医療法人が+2.8%、同0.2ポイント改善したが、国立は▲2.3%、公立は▲13.2%、ともに同0.2ポイント悪化となった。無床の一般診療所は+8.9%、増減なし、保険薬局は+5.5%、同1.4ポイント悪化となった。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000183534_00005.html
【注目記事】
◆健康寿命延伸プランや医療・福祉サービス改革プランの骨子を固める 厚労省
◆骨太方針2019原案を公表、2020年度改定に向けて調剤報酬の適正化を明記 政府
◆2020改定の個別事項1、リハビリ、重複投薬、ポリファーマシー、バイオ後続品 厚労省
◆薬剤師業務のタスク・シフティング、非薬剤師によるピッキングが可能と明示 厚労省
◆社会福祉法人制度の現状を踏まえて今後の検討課題を確認 厚労省
【医療・介護の業界トレンドニュースまとめ】
【PICK UP】
◆介護医療院対応!電子カルテシステム