国内初の新型コロナウイルスに関連した肺炎患者の発生、15日に患者退院 厚労省
厚労省は1月16日、新型コロナウイルスに関連した肺炎患者が15日に国内で初めて確認されたことを公表した。
神奈川県在住の当該患者は、3日から発熱の症状があり、6日に中華人民共和国湖北省武漢市(海鮮市場(華南海鮮城)には立ち寄っていない)から帰国し、同日医療機関を受診、10日から入院して15日に症状が軽快し、退院している。
人や動物の間で広く感染症を引き起こすコロナウイルスのうち、「深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがあるSARS-CoV(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)とMERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)」以外は、感染しても通常の風邪などの重度でない症状にとどまる。厚労省では、武漢市から帰国・入国されて咳や発熱等の症状がある場合にはマスクを着用するなどし、速やかに医療機関を受診し、受診の際に武漢市の滞在歴があることを申告するよう呼び掛けている。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08906.html
【注目記事】
◆2020年度診療報酬改定の個別事項その8、在宅医療に係る材料の評価 厚労省
◆2020改定のスケジュールと改定に当たっての基本認識や方向性などを例示 厚労省
◆2020改定審議、重症度の見直し、オンライン服薬指導や情報共有の評価 厚労省
◆2019年10月の臨時改定、薬価・材料価格改定に関する官報告示、疑義解釈 厚労省
◆介護データベース「CHASE」、2020年度の稼働を目指し、今後の課題を整理 厚労省
【医療・介護の業界トレンドニュースまとめ】
【PICK UP】
◆ICT導入支援事業の補助要件の標準仕様に対応