特定技能受け入れ進まず 国内試験、短期滞在でも受験可能に 出入国在留管理庁
法務省出入国在留管理庁は外国人労働者の受け入れ拡大を目指して昨年4月に創設した「特定技能」について、日本国内試験の受験資格を緩和することを決めた。現在は3カ月以上日本に滞在した経験がなければ受験できないが、4月からは3カ月以下でも受験することが可能になる。特定技能の在留外国人は昨年11月末現在で1019人どまり。国によって自国では受験できる業種に限りがあることから、受験だけの目的でも入国できるようにして受け入れの促進を図りたい考えだ。(シルバー新報2020年2月7日発売号)