新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を公表、電話再診の対応を励行 政府
政府は2月25日、新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を策定し、公表した。
基本方針では、「まさに今が、今後の国内での健康被害を最小限に抑える上で、極めて重要な時期である」として、「感染の流行を早期に終息させるためには、クラスター(集団)が次のクラスター(集団)を生み出すことを防止することが極めて重要であり、徹底した対策を講じていくべきである」とした。
高齢者などの外来受診に関しては、「風邪症状がない高齢者や基礎疾患を有する者等に対する継続的な医療・投薬等については、感染防止の観点から、電話による診療等により処方箋を発行するなど、極力、医療機関を受診しなくてもよい体制をあらかじめ構築する」として、電話再診等を活用して対応することを励行した。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599698.pdf
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