新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金、第1次補正分の交付決定 厚労省
厚労省は6月16日、補正予算に基づく令和2年度新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金(医療分)に係る「第一次補正分」の交付を決定し、都道府県の配分額を明示した。都道府県別の配分は、東京537.6億円、大阪330.0億円、愛知302.0億円、千葉287.9億円、神奈川233.8億円、兵庫169.9億円、埼玉168.2億円、北海道129.3億円、福岡120.0億円の順に続いている。
今回の交付金は、新型コロナウイルス感染症への対応として緊急に必要となる感染拡大防止や医療提供体制の整備などについて、地域の実情に応じて、柔軟かつ機動的に実施することができるよう、都道府県の取組を包括的に支援することを目的としている。支援金は、医療機関等から都道府県に概算の見込み費用で給付申請して概算払いで交付し、事業実施後に精算することが検討されている。