公的保険外サービスの市場規模を整理、サービス実態調査報告書を公表 日医総研
日医総研はこのほど、経産省委託事業として実施した「公的保険外・医療周辺サービス実態調査」の報告書において公的保険外サービスの市場規模等を整理した。
主な公的保険外サービスの市場規模として、「運動療法およびフィットネス」関連の市場は徐々に成長を続け、民間調査会社の推計では2018年度は約4,800億円となり、今後もシニア層の利用増加により、健康寿命延伸産業としての活性化が期待されている。「オンライン診療およびオンライン健康相談」に関しては2025年に保険診療で約40億円と推計され、公的保険外のオンライン診療および健康相談を含めると、2020年に約200億円、2025年に約250億円と予測されている。「軽度認知障害(MCI)対応・早期発見・評価サービス及びツール」の市場は民間調査会社によれば2017年の段階で約7億円、2025年の段階で約210億円に拡大すると予測されている。「DTC遺伝検査サービス」の市場は現状数十億円規模、2020年以降は50~100億円規模と予測し、簡易血液検査が遺伝子検査サービスに進化して市場が拡大すると予想している。
■関連サイト: https://www.jmari.med.or.jp/research/research/hb_129.html