1回10分未満の運動も介護予防に効果 福岡工業大学楢﨑教授、6年かけ調査 家事労働も有効
福岡工業大学社会環境学科の楢﨑兼司教授は、福岡県糟屋郡篠栗町において九州大学と共同で行っている、生活因子と要介護リスクの関連を調べる「篠栗元気もん調査」で、1回10分未満の身体活動でも積み重ねることで高齢者の介護予防効果をもたらす可能性を明らかにした。楢﨑教授らは、2011年時点で65歳以上だった1678人を対象に、その後6年間、運動と要介護認定との関連を調査した。(シルバー新報2020年6月26日発売号)