地域医療構想の実現に向けた重点支援区域の選定、6道県7区域を追加 厚労省
厚労省は8月25日、地域医療構想の実現に向けて厚労省が助言や集中的な支援を行う重点支援区域の2回目の選定を行った。前回の3県5区域に対し、今回は6道県の7区域を追加選定して医療機関名を公表した。 厚労省の支援では、データ分析や意見調整などの技術的支援と、基金における優先的な予算配分や病床ダインサイジング支援などの財政的支援を行う。厚労省が医療機能の再編や病床数などの適正化の方向性を指示するものでなく、地域医療構想調整会議の自主的な議論で結論を出すことを目指している。厚労省では、地域医療構想調整会議での合意を得た都道府県からの申請を随時受け付け、今後も複数回に分けて重点支援区域を選定する。