インフル流行に備えた新型コロナの今後の取組、地域医療機関の対応を明示 厚労省
厚労省は8月28日、新型コロナウイルス感染症対策本部において、新型コロナウイルス感染症に関する今後の取組を決定した。 多数の発熱患者の発生が想定される季節性インフルエンザ流行期に備え、発熱患者が帰国者・接触者相談センターを介することなく、かかりつけ医等の地域で身近な医療機関等に相談・受診し、必要に応じて検査を受けられる体制を整備するとした。そして、季節性インフルエンザに加え、新型コロナウイルスの検査についても、地域の医療機関で簡易・迅速に行えるよう、抗原簡易キットによる検査を大幅に拡充(1日平均20万件程度)するとともに、PCR検査や抗原定量検査の機器の整備を促進し、必要な検査体制を確保する点も明示された。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00034.html