2020.09.04
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2022年度の医学部入学定員は2020及び2021年度と同様の取扱いに     厚労省

厚労省は8月31日、医療従事者の需給に関する検討会における医師需給分科会を開催し、医師需給推計の結果及び令和4年度以降の医師養成数の検討、地域枠の定義・キャリア形成プログラム・奨学金、地域枠離脱について議論した。 医師需給推計の結果及び令和4年度以降の医師養成数の検討では、我が国の人口が減少していく点を踏まえて、医学部入学定員を将来的に抑制していく方向性が固まる中、2022年度の医学部入学を目指す現在の高校2年生の進路決定に影響がないよう、2022年度の医学部入学定員は2020及び2021年度と同様に、地域偏在を是正するための臨時増を各都道府県について認めることを決定した。地域の状況を踏まえながら、地域枠などを恒久定員の中に組み込んでいくことを引き続き検討していくとした。 現在、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、新型コロナウイルス感染対策のための医療従事者の新たな需要増加に伴う負荷や、外出自粛・医療機関における感染への不安等から患者の受療行動の変化が認められていることから、新型コロナウイルス感染の流行状況を注視しつつ、需給推計への影響について反映していくことを検討するとした。

■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13283.html

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