神奈川県で高齢者福祉事業を運営する社会福祉法人が中心となって活動している神奈川県高齢者福祉施設協議会(会長=加藤馨社会福祉法人長寿会特養ホーム陽光の園施設長)が、2019年4月1日時点での県内全域の介護保険施設と居住系サービスの定員数を調査したところ、既に第7期介護保険事業計画(かながわ高齢者保健福祉計画)での計画量を大きく上回っていることが明らかになった。無駄な施設整備は深刻な人材不足に拍車をかけるだけだとし、第8期介護保険事業計画を策定中の市町村と県に向け、実態に即した計画への見直しや総量規制を求めている。