2020.11.06
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居宅介護支援費 「逓減制」緩和検討へ 厚労省介護 給付費分科会 質低下懸念の声も

10月30日に開催された厚生労働省社会保障審議会介護給付費分科会(座長=田中滋埼玉県立大学理事長)では、ケアマネジャーの居宅介護支援費について、一定件数を超えると報酬が下がる逓減制を緩和する方向が提案された。全サービス中常に収支差率がマイナスとなっている状況を改善するため、日本介護支援専門員協会が強く求めてきたものだが、委員からは質の低下を懸念する声や、当初の導入目的の達成について検証すべきなど慎重論も少なくない。

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