オンライン資格確認等システム、特定健診の情報閲覧は薬局でも可能に 厚労省
厚労省は11月12日、社会保障審議会医療保険部会を開催し、医療制度改革やオンライン資格確認等システムの進捗状況などについて確認した。 2021年3月から稼働するオンライン資格確認等システムにおいて、当初は特定健診の情報閲覧は医科のみとしていたが、薬局でも患者の同意を得れば閲覧できるように改めることを確認した。11月8日時点の顔認証付きカードリーダーの申込率は16.9%、内訳は病院が約2割、医科診療所で約1割、薬局で3割弱となった。厚労省では追加的な財政補助などの新たな「加速化プラン」を実行し、2021年3月の稼働時に6割の普及を目指している。