初診も含めたオンライン診療の原則解禁に向けて4つのケース案を議論 厚労省
厚労省は11月13日、オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会を開催し、初診も含めたオンライン診療の原則解禁に向けて、4つのケース案をもとに議論した。オンラインによる初診はコロナ禍の特例として対応可能としているが、恒久化を目指して安全性と信頼性をベースに映像を用いることを条件に、対象患者の範囲が検討されている。 4つのケースは、「既往歴で受診する患者の別の症状」「過去に受診歴のある患者の新たな症状」「過去に予防接種や健診を受けた受診歴のない患者」「かかりつけ医などから紹介された過去に受診歴のない患者」について、検討が進められている。