診療放射線技師などの4職種が実施可能な医行為の幅を広げる方針を了承 厚労省
厚労省は12月11日、医師の働き方改革を進めるためのタスク・シフト/シェアの推進に関する検討会を開催し、診療放射線技師・臨床検査技師・臨床工学技士・救急救命士の4職種が実施可能な医行為の幅を広げる方針を了承した。 検討会では、医師の時間外労働の上限規制が適用される2024年4月に向けて、他の職種に医師の業務をタスク・シフト/シェアすることで医師の業務量を削減することを第一義の目標としてきた。医療専門職種の法令等を精査するとともに、医療従事者の合意形成のもとでの業務の移管や共同化(タスク・シフティング/シェアリング)について検討され、来年の通常国会に提出して4職種に係る資格法改正し、技師等に移管できる具体的な業務を明文化する。