10年後のがん生存率59.4%、院内がん登録全国集計結果閲覧システム拡充 がん研
国立がん研究センターは4月27日、がん診療連携拠点病院等院内がん登録全国集計(報告書)と院内がん登録全国集計結果閲覧システムを公表した。報告書によれば、全国240施設の患者計23万7892人について、がん以外の死因の影響を除いた10年後の生存率が59.4%だった。院内がん登録全国集計結果閲覧システムの拡充においては、部位別登録件数検索機能が追加された。これにより、がんの発生した「部位別」(28部位(重複含))について、施設別/都道府県別に、年齢階級、診断時住所(都道府県)、症例区分、来院経路、発見経緯、病名告知状況別に登録件数を閲覧できるように改修され、患者自身の病院探しの一助になるとした。
■関連サイト: https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2021/0427_2/index.html