2022改定に係る医薬品使用、働き方改革、歯科価格改定、不妊治療を審議 厚労省
厚労省は7月21日、中医協総会を開催し、2022年度診療報酬改定に係る審議として、個別事項その1(医薬品の適切な使用の推進、働き方改革の推進、歯科用貴金属材料の基準材料価格改定、不妊治療の保険適用)の課題と論点を整理した。
▼医薬品の適切な使用の推進
重複投薬、ポリファーマシー、残薬等への取組に対する診療報酬上の評価、バイオ後続品を含む後発医薬品の使用促進、フォーミュラリーの評価
▼働き方改革の推進
医療従事者の働き方改革の取組やこれまでの診療報酬上の対応を踏まえ、働き方改革の推進に対する診療報酬の在り方を検討
▼歯科用貴金属材料の基準材料価格改定
通常改定のほか、従来の4月、10月の随時改定(変動幅±5%を超えた場合)に加え、1月、7月の随時改定(変動幅±15%を超えた場合)の実施について検証
▼不妊治療の保険適用
関係学会の作成したガイドライン等に基づいて有効性・安全性等の確認を進め、先進医療等の保険外併用療養費制度の活用も検討
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00099.html