今後のNDBの活用やオンライン資格確認等システムの進捗などを確認 厚労省
厚労省は7月29日、社会保障審議会医療保険部会を開催し、今後のNDBの活用やオンライン資格確認等システムの進捗などを確認した。 今後のNDBの活用においては、自治体、研究者、民間事業者によるデータ利活用をより推進し、データの価値を国民に広く還元できるよう、データベースの整備を進めることが重要だとした。具体的には①収載・提供情報の拡大、②他の公的データベースとの連結、③利便性向上のクラウド化(医療・介護データ等の解析基盤)の開発)について、専門委員会にて議論のうえ検討を進めていくとした。 オンライン資格確認等システムの本格稼働に向け、7月9日の「集中導入開始宣言」以降、7月26日時点で1,664施設がプレ運用を開始した。今後、医療関係団体・公的医療機関等に対して導入加速を働きかけ、システム事業者に対しては集中的・計画的な導入を働きかけていくとした。