医薬品産業ビジョン案、革新的創薬・後発医薬品・医薬品流通が政策の焦点 厚労省
厚労省は8月23日、医薬品産業ビジョン策定に向けた官民対話を開催し、医薬品産業ビジョン案をもとに審議した。前回のビジョン策定から8年が経過し、ゲノム等の遺伝子技術やデータ利活用による創薬、後発医薬品の浸透、医薬品市場・サプライチェーンのグローバル化、薬価制度抜本改革やワクチン・治療薬への関心の高まりなど、医薬品産業を取り巻く環境は変化した。医薬品産業政策の基本的な方向性として、「革新的創薬」「後発医薬品」「医薬品流通」の3点に焦点を当て、経済安全保障の視点を加えた産業政策を展開していくとした。