新型コロナワクチンブースター接種、2回目接種から8か月以上の方針を示唆 厚労省
厚労省は9月17日、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会を開催し、新型コロナワクチンの3回目接種、いわゆる「ブースター接種」について2回目の接種から8か月以上経った人を対象に行う方針を固めた。河野規制改革担当大臣はその後の記者会見において、先行接種の対象となった医療従事者は年内から、高齢者は年明けから、それぞれ開始する見通しだとしている。 新型コロナワクチンの有効性は経時的に減少する可能性が指摘され、諸外国では2回のワクチンを接種後、一定の間隔をおいて追加接種を実施する方針が打ち出されている。この他、分科会では、交互接種の安全性や他疾病のワクチンとの同時接種、既感染者への新型コロナワクチン接種について意見を交わした。
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