2021.11.12
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ポリファーマシー対策に係る今年度事業の中間報告、今後の方向性を確認   厚労省

厚労省は11月4日、高齢者医薬品適正使用検討会を開催し、ポリファーマシー対策に係る今年度事業における中間報告を確認し、今後の取組みの方向性を確認した。今年度事業では、藤田医科大学病院、国立がん研究センター中央病院、三豊総合病院の3病院においてポリファーマシー対策の検証が行われている。今回の検討会では、取組みを通して見えた業務手順書等の実用性と課題、各モデル機関が取り組むべき内容及び必要な事項等に関して、中間報告で整理されている。 ポリファーマシー対策は、病院内のみならず地域においても医師・薬剤師等の連携の下に取組みが進められてきたが、地域の施設(診療所、薬局、介護施設等)間では、病院のポリファーマシー対策と質的に異なる部分も多く、地域に焦点を当てた取組みが課題となっている。このため、今後の取組みでは、2022年度は地域の医師会、薬剤師会等が連携してポリファーマシー対策に取り組むモデル地域における地域での取組みの課題抽出等を行うことで、指針及び業務手順書等に不足する内容や課題等を明らかにしていく。また、課題を解決するための有効な取組み等があれば、今後の活用に向けてそれらの情報を整理するとした。

■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21992.html

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