医療経済実態調査の報告、コロナ関連補助金を加味すると損益は好転傾向 厚労省
厚労省は11月24日、医療経済実態調査の報告を公表した。一般病院の損益状況は、2019年度は▲3.1%、2020年度は▲6.9%、コロナ関連補助金を加味すると+0.4%となり、2019年度に比べて3.5ポイント改善した。医業収支のみでは悪化しているものの、コロナ関連補助金を加味すると好転している傾向があり、大規模な急性期病院ほどコロナ患者の受け入れが多く、空床確保等による多くのコロナ関連補助金が交付された結果、補助金を加味した経営状況では改善が見られた。
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