介護職員等ベースアップ等支援加算の創設に係る介護報酬臨時改定を答申 厚労省
厚労省は2月28日、社会保障審議会介護給付費分科会を開催し、介護職員の処遇改善に係る2022年度介護報酬の臨時改定における諮問を答申した。
10月から介護職員等の収入の3%程度(月額平均9,000円相当)を引き上げる処遇改善を行う新加算の名称は「介護職員等ベースアップ等支援加算」となった。改定率に換算すると+1.13%となる。
介護職員の処遇改善が対象となる介護事業者では、既存の「介護職員処遇改善加算」と「介護職員等特定処遇改善加算」に続く第3の処遇改善加算が10月に導入される点のみならず、新加算に先駆けて創設された、2~9月分の介護職員等のベースアップ等に係る「介護職員処遇改善支援補助金」の交付を受けるには3月中の申請が必要となっている。