2022.03.18
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データヘルス改革によるICT活用のイメージと薬局薬剤師の役割を審議     厚労省

厚労省は3月10日、薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループを開催し、薬局薬剤師のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進における課題やデータヘルス改革によるICT活用のイメージと薬局薬剤師の役割について確認した。議論の取りまとめは6月を予定している。

薬局薬剤師のDXの推進においては3つの論点が示された。1つ目は、電子処方箋、オンライン服薬指導、マイナポータルを通じた各種医療情報の共有等のデジタル技術の進展を踏まえた薬局薬剤師の業務の変化に対する対応、2つ目は、特に患者フォローアップ情報を収集・分析し、個人にオーダーメイドしたヘルスケアサービスを提供することや、受診勧奨を行うための地域の薬剤師の役割、3つ目は、薬剤師が患者から収集したフォローアップ情報だけではなく、IoTデバイス等の活用により得られるPHRも含め、そうした情報を適切に有効に活用する薬剤師の知識や技能-が課題に挙げられた。

データヘルス改革によるICT活用のイメージと薬局薬剤師の役割では、オンライン資格確認等システムを基盤とし、診療時や調剤時における情報共有が進み、より良い医療が提供できる。さらに、服薬アドヒアランス、治療効果の確認等を患者デバイスを通じて行うことができるようになり、患者にとって自身の処方・薬剤情報を容易に管理できるメリットがある点を確認した。

■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24389.html

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