がん患者の人生の最終段階で利用した医療や療養生活の実態の調査結果 がん研
国立がん研究センターは3月25日、がん患者の人生の最終段階で利用した医療や療養生活の実態を明らかにする全国調査の結果(54,167名回答)を集計し、報告書を公開した。がん患者全体では、死亡時の年齢は80歳以上の割合が50.2%となり、半数以上を占めていた。患者背景として、患者ががんと診断されてから亡くなるまでの期間は1年以内と回答した割合は52.6%であった。患者が死亡前1カ月間で日常生活動作に何らの介助が必要だったと回答した割合は78.4%だった。
■関連サイト: https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2022/0325/index.html