高齢者施設等における施設内療養、更なる追加的支援の対象拡大・期間延長 厚労省
厚労省は4月8日、地域医療介護総合確保基金による高齢者施設等における施設内療養に関して、更なる追加的支援の対象拡大及び期間延長に係る事務連絡を発出した。
従前よりクラスターや病床ひっ迫等により、やむを得ず施設内療養を行うこととなった場合であって、必要な感染予防策を講じた上でのサービス提供等を実施したケースでは、施設内療養者1名につき、15 万円の支援を行う補助制度が活用できる。これに加え、まん延防止等重点措置区域等において、施設内療養者数が一定数を超える場合には、施設内療養者1名につき更に1万円/日(現行分とあわせて最大 30 万円)を追加補助する制度を活用できた。
今回の事務連絡は、新型コロナウイルスの新規感染者数は再び増加する傾向にある点を踏まえ、7月末日までは、まん延防止等重点措置等を実施すべき区域以外の区域においても、上記の追加補助を活用できるとした。