2022.04.28
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公立病院経営強化ガイドライン等に関する説明会、強化プランの詳細を解説   総務省

総務省は4月20日、公立病院の経営状況および公立病院経営強化ガイドライン等に関する説明会資料などの資料を公開した。公立病院の経営状況によれば、損益収支が毎年悪化する中、2020年は300床以上の病院における経常損益の改善が顕著であった。しかしながら、医業収支ベースでは赤字となっている。

公立病院経営強化ガイドライン等に関する説明会では、ガイドラインの解説のほか、地方財政措置や公立病院の新設・建替等の手続などについて確認した。「公立病院経営強化プラン」は2022年度または2023年度中に各地方公共団体に策定を求め、経営強化プランに基づき公立病院の経営強化に取り組めるよう、地方財政措置を拡充・延長する。前ガイドラインでは「改革プラン」という名称だったが、持続可能な地域医療提供体制の確保のための経営強化に主眼を置き「経営強化プラン」と変更した。追加事項としては、医師・看護師等の不足に加え、「医師の時間外労働規制への対応」のほか、第8次医療計画の記載事項として「新興感染症等の感染拡大時の医療」が加わることも踏まえ、新たに記載事項に追加された。 本ページでは、この他、決算状況資料として、各都都道府県別の各公立病院における病院事業決算状況・病院経営分析比較表が公表されている。

■関連サイト: https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/c-zaisei/hospital/hospital.html

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