感染症の専門家による実地での研修を希望する介護施設等を募集開始 厚労省
厚労省は4月26日、介護保険最新情報Vol.1071として、介護施設・介護事業所を対象に、2022年度における感染対策のための実地での研修の募集を開始した。200事業所程度の実施を予定し、応募多数の場合は実地での研修を受けられない場合があるとした。
実施主体は厚生労働省(株式会社日本能率協会総合研究所へ委託)、募集期間は4月27日(水)~5月27日(金)、応募要件は管理者あるいは感染対策教育担当者が職員向け研修プログラムを全て受講済みであることとした。 研修内容は、①当該施設等の感染対策状況に関する助言、②個人防護具の着脱方法(個人防護具は施設で用意)※講師用の標準的な個人防護具は事務局から施設等に事前に送付、③感染疑い等が発生した場合の当該施設での対応方法(ゾーニング含む)④その他、施設等のニーズに応じた内容となっている。
実施日は、受講希望日の6月1日(水)~12月28日(水)までの期間のうち希望する日程において、13:30~17:30(最大4時間)実施する。申込の際には、管理者・感染対策教育担当者向けの感染症対策力向上のための研修教材配信サイトに新規アカウント登録を行う必要がある。今年度は本研修に加えて、別途、オンラインによる集団研修(講義及びグループワーク)を実施する予定とし、詳細は後日公表するとした。