2022.05.13
トピックス

2022年度健保組合予算早期集計結果の概要、前年度よりも赤字幅が改善   健保連

健康保険組合連合会(健保連)はこのほど、2022年度健保組合予算早期集計結果の概要を公表した。2022年度予算の経常収支は、組合全体の約7割が赤字となったものの、▲2,770億円の赤字の見通しとなり、前年度よりも赤字幅が改善した。 改善された背景には、コロナ禍による高齢者受診の減少に伴い、高齢者等拠出金が▲2,080億円(▲5.7%)減少したことによる高齢者医療費減の精算戻り等の影響があり、一時的かつ極めて異例な減少だと分析した。 2023年度以降は、一時的な拠出金減少の反動に加え、団塊世代の75歳到達により後期高齢者支援金が増加局面を迎えるため、高齢者拠出金が急増することは必至であり、急激な財政悪化が予想されるとした。

■関連サイト: https://www.kenporen.com/press/

メルマガ.PNG