2022.06.17
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一元的な感染症対策、内閣感染症危機管理庁の設置、日本版CDCの創設    政府

岸田総理は6月15日、総理大臣官邸で記者会見を行い、内閣官房に新たに「内閣感染症危機管理庁」を設置し、企画立案・総合調整の機能を強化、一体化するとした。厚労省における平時からの感染症対応能力も強化し、各局にまたがる感染症対応・危機管理課室を統合して「感染症対策部」を新設する。さらに科学的知見の基盤となる専門家組織も一元化し、国立感染症研究所と国際医療研究センターを統合して「日本版CDC」を創設する。平時から「感染症対策部」と「日本版CDC」、そして関係自治体が一体的な連携関係を築いていく。このように平時における機能強化を図った上で、有事においては厚労省の「感染症対策部」を始めとして、物資調達や広報等に当たる各省庁の職員を「内閣感染症危機管理庁」の指揮下に置き、総理大臣のリーダーシップの下、一元的に感染症対策を行うとした。

■関連サイト: https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2022/0615kaiken.html

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