第8次医療計画策定に向けて外来医療に係る地域の医療資源の論点を確認 厚労省
厚労省は6月15日、第8次医療計画等に関する検討会を開催し、外来医療に係る医療提供体制の確保に関する事項として、地域の医療資源について審議した。
医療資源のうち「人材配置」においては外来医師偏在指標(外来医師多数区域の設定)と地域で不足する外来医療機能(訪問診療、初期救急医療等)、「医療機器の効率的な活用」においては医療機器の配置状況の見える化、共同利用計画の策定が課題となっている。今後、多くの地域で外来患者数の減少が想定される点、外来医師偏在指標を含む対策の在り方や実効性の確保が必要である点が、第8次医療計画の策定における論点となっている。