第4期がん対策推進基本計画の策定に向けて拠点病院等の指定要件を審議 厚労省
厚労省は6月20日、がん診療連携拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループを開催し、がん診療連携拠点病院等の整備に係る指定要件案をもとに新指針の策定に向けて検討した。がん対策は「がん対策推進基本計画」に沿って進められ、第3期計画(2018~2022年度)における課題を踏まえ、第4期計画策定に向けた議論が本格化している。指定要件の見直しにおいては、都道府県協議会の運営や人員配置基準の見直し、難治がん医療の位置づけなどが論点になっている。
今回の整備に係る指定要件への適合において、旧指針に基づき地域拠点病院の指定を受けている場合、旧指針の指定の有効期間が2023年3月末日までであるため、2023年4月1日以降に指定を受けるには新指針への対応が必要となる。