新型コロナウイルス感染症の診療所経営への影響、アンケート調査の結果公表 日医
日本医師会はこのほど、日医総研リサーチエッセイNo.106として、「新型コロナウイルス感染症の診療所経営への影響」について、2020年11月~2021年1月分のレセプト情報、医業収入、医業利益等の対前年比における診療所を対象に行ったアンケート調査の結果を公表した。 調査は、新型コロナウイルス感染症の拡大が医療機関経営に与える影響を把握する目的で行われ、小児科と耳鼻咽喉科における患者減少の影響が顕著となった。2020年11月から2021年1月までの間に、診療所の 約3分の1が何らかの補助金を受け、補助金による一定の効果はあったが、依然として収入および利益の減少傾向が続いていることから、補助金や診療報酬による支援が必要だとした。
■関連サイト: https://www.jmari.med.or.jp/research/research/wr_733.html