介護データベース「CHASE」、2020年度の稼働を目指し、今後の課題を整理 厚労省
厚労省は5月9日、科学的裏付けに基づく介護に係る検討会を開催し、今年度中にシステムを構築し、来年度に情報収集が予定されている新たな介護のデータベース「CHASE」に関する今後の課題の整理の方向性について議論した。
「CHASE」で収集する情報は総計265項目が設定され、信頼性・妥当性があり科学的測定が可能なものや、データの収集に新たな負荷がかからないもの、現場の負担等に配慮しながら、さらに絞り込んでいく方向となっている。
今後、今夏を目途に議論を取りまとめ、今年度中にCHASEのシステムを構築し、来年度以降、情報収集を開始する予定である。収集された情報をもとに2021年度の介護報酬改定の議論に活用される見込みである。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198133_00004.html