2020改定審議、重症度の見直し、オンライン服薬指導や情報共有の評価 厚労省
厚労省は12月20日、中医協総会を開催し、2020年度診療報酬改定に向けて審議した。入院医療その6では入院患者の重症患者割合に関わる重症度、医療・看護必要度の見直しの他、横断的事項その5ではICTの利活用に関わる薬局によるオンライン服薬指導の実施とその評価、これに付随する医薬品の配送費の取扱いを確認した。個別医療その15では医療機関間の情報共有の推進として紹介先・紹介元の双方向の情報提供のフィードバックに対しても新たに評価するとした。
改定に係る今回の公聴会は1月24日に静岡県富士市で開催することを決定した。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00059.html
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