令和3年度介護報酬改定に向けて介護人材の確保等における論点を確認 厚労省
厚労省は9月30日、社会保障審議会介護給付費分科会を開催し、令和3年度介護報酬改定に向けて、「介護人材の確保・介護現場の革新」および「制度の安定性・持続可能性の確保」について議論した。 「介護人材の確保・介護現場の革新」においては、柔軟な人材配置に係る人員配置基準や処遇改善加算およびサービス提供体制強化加算、ICTの活用による報酬上の評価、文書負担の軽減や手続きの効率化の一層の推進が改定の論点に挙げられた。「制度の安定性・持続可能性の確保」としては介護サービスの適正化や重点化、報酬体系の簡素化に着目していく点を確認した。