2022年度改定の基本方針の骨子案、体制強化と働き方改革を重点課題に 厚労省
厚労省は11月29日、社会保障審議会医療部会を開催し、2022年度診療報酬改定に係る基本方針の骨子案をもとに審議した。骨子案は4つの基本的視点のうち2つを重点課題に設定した。
(1)新型コロナウイルス感染症等にも対応できる効率的・効果的で質の高い医療提供体制の構築【重点課題】
(2)安心・安全で質の高い医療の実現のための医師等の働き方改革等の推進【重点課題】
(3)患者・国民にとって身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現
(4)効率化・適正化を通じた制度の安定性・持続可能性の向上
新型コロナウイルス感染症患者の診療について実態に応じた評価を行いつつ、外来、入院、在宅における必要な診療体制を確保し、医療計画の見直しも念頭に新興感染症等に対応できる医療提供体制の構築に向けた取組を評価していく。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00021.html