認知症施策大綱を決定 政府 「共生と予防」で施策推進
政府は18日、認知症施策推進関係閣僚会議で、認知症施策とKPI/目標を盛り込んだ「認知症施策推進大綱」を決定した。計画期間は2025年まで。認知症の人や家族の視点を重視しながら、「共生」と「予防」を施策の2本柱にすると明記した。認知症当事者などから「予防重視の方針が認知症の人への偏見につながる」という批判を受けたことを踏まえ、「70代での発症を10年間で1歳遅らせる」という数値目標を「参考値」とした。予防と共生としていた表現も、共生と予防に順序を入れ替えた。(シルバー新報2019年6月21日号)
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