0402通知、調剤業務のあり方についての検討会における答申書を公表 日病薬
日本病院薬剤師会は7月25日、非薬剤師に実施させることが可能な業務の考え方が示された「調剤業務のあり方について(平成31年4月2日付薬生総発0402第1号)」を踏まえた、病院診療所薬剤師業務のあり方に関する検討会(本会)の答申書を公表した。
本会として、0402通知における調剤に関する一連の業務は、本来すべて薬剤師が実施するものであるが、医療の進歩に伴って薬剤師が行う臨床業務を充実させることを前提として、薬剤師の責任のもと、医療安全等に十分配慮し、検証と再現ができる形で、調剤業務の一部をやむを得ず薬剤師以外の者に補助させることは可能であるとの見解を示した。ピッキングに関しては、麻薬・向精神薬・毒薬等、取り扱いに注意が必要な薬剤が含まれることから、薬剤の特性等によって慎重に考慮すべきであり、薬剤師以外の者に実施させる場合には十分な配慮が必要であるとした。
■関連サイト: https://www.jshp.or.jp/cont/19/0725-3.html
【注目記事】
◆2019年度介護報酬改定Q&A、特定処遇改善加算の疑義を15問整理 厚労省
◆骨太方針2019原案を公表、2020年度改定に向けて調剤報酬の適正化を明記 政府
◆2019年度版の高齢社会白書、高齢化率は28.0%、うち後期高齢者は14.2% 政府
◆医療費にも使えるプレミアム付商品券の取扱い事業者となる上での留意点 厚労省
◆2020年度診療報酬改定において調剤報酬は大胆な改革の推進が必要と示唆 政府
【最旬トピックスを深堀り/毎月1日更新/NEWS LETTER[メルタス]】
◆8月号【2019年度増税対応のポイント】
【PICK UP】
◆IT導入補助金2019を活用したシステム導入のご案内
◆医療・介護連携サービス MeLL+(メルタス)導入事例