2020改定のスケジュールと改定に当たっての基本認識や方向性などを例示 厚労省
厚労省は9月19日、社会保障審議会医療部会を開催し、2020年度診療報酬改定に向けたスケジュールと、基本方針の策定に向けた改定に当たっての基本認識や、改定の基本的視点・具体的方向性の例示を確認した。
ほぼ例年通りに改定スケジュールは、予算編成過程で年末までに改定率を決定し、1月に諮問、2月上旬に答申、3月上旬に官報告示の見込みとなった。
改定に当たっての基本認識として、「健康寿命の延伸、人生100年時代に向けた全世代型社会保障の実現」「医師等の働き方改革の推進」「患者・国民に身近な医療の実現」といった改定の命題が例示された。2040年を見据えた「全世代型社会保障」は地域包括ケアシステムに替わるキーワードとして盛り込まれている。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00006.html
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