高齢者の医薬品適正使用の指針を公表、ポリファーマシー対策を明示 厚労省
厚労省は6月14日、高齢者の医薬品適正使用の指針(各論編(療養環境別))を取りまとめて公表した。指針は、高齢者は加齢による生理的な変化や複数の併存疾患を治療するため、医薬品の多剤服用等によって安全性の問題が生じやすい特性があることから、療養環境の特性に応じてポリファーマシ―対策を進めるガイドラインのような位置づけの内容が盛り込まれた。入院や外来の療養環境に応じた留意点のみならず、ACPが実践されている場合における薬物療法の適正化や、非薬物的対応の重要性、多職種の役割や連携などのポイントも整理されている。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05217.html
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