地域医療構想の実現に向けた重点支援区域として3県5区域を選定 厚労省
厚労省は1月31日、都道府県からの申請を踏まえ、地域医療構想の実現に向けた重点支援区域(1回目)として3県5区域を選定した。
◆宮城県(2区域)
・仙南区域(公立刈田綜合病院、みやぎ県南中核病院)
・石巻・登米・気仙沼区域(登米市立登米市民病院、登米市立米谷病院、登米市立豊里病院)
◆滋賀県(1区域)
・湖北区域(市立長浜病院、長浜市立湖北病院、長浜赤十字病院、セフィロト病院)
◆山口県(2区域)
・柳井区域(周防大島町立大島病院、周防大島町立東和病院、周防大島町立橘病院)
・萩区域(萩市立萩市民病院、医療法人医誠会都志見病院)
重点支援区域の申請は、都道府県が当該区域の地域医療構想調整会議において、重点支援区域申請を行う旨の合意を得た上で行っている。重点支援区域の申請または選定自体が医療機能の再編や病床数等の適正化に関する方向性を決めるものではなく、また重点支援区域に選定された後も、結論についてはあくまでも地域医療構想調整会議の自主的な議論によるものであることとしている。重点支援区域申請は随時募集し、今後も複数回に分けて選定する予定である。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09168.html
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